2018年1月14日日曜日

松浦亜弥 マニアックライブvol.4   2003年編

3曲目は、2003年の楽曲からのセレクトです。
昼の部が「ダイアリー」、夜の部が「THE LAST NIGHT」となっています。
ラストナイトだから夜の部に歌ったのかと・・・たまたまですね。

「ダイアリー」は、2枚目のオリジナルアルバム「T・W・O」からのセレクトです。
このセカンドアルバムは、アップテンポな曲が多くって、しっとり系の楽曲がありません。
この中でマニアックライブに似合う曲をあげるとすれば、
「あなたの彼女」と「元彼」くらいでしょうか。
「あなたの彼女」を歌うとどんな感じになるか興味はありますけど、
「元彼」は想像がつきません。
ところが、MCでは、他にも準備している曲があるかのような言い方をしています。
2003年に、このライブに似合う楽曲が、幾つも有るようには思えないんですが、
どんな曲が用意されていたのがホントに知りたいです。

で、難しい方の曲ってことでこの曲がセレクトされたのですが、
難しいと云うのは、リーハーサルのときに苦労したという意味でしょうか。


間奏の台詞はスルーしていますけど、まあ、ここの台詞は伴奏の一部みたいなものですからね。
アイドル時代でも生で言うことはなかったように思います。

この曲のベストテイクは、2003年春ライブにおける天使の衣装であることは間違いのないところです。
2006年のファンクラブイベントでのテイクも、違ったイメージの歌唱になっていて、
これはこれでイイ感じに思います。
それらと比べると、このマニアックライブは、確かにキツそうに聞こえます。
無理をして歌っている感じがします。
逆に云うと、かなりの難曲である「ダイアリー」を可愛く歌いこなした「あやや」が、
いかに優れたアイドル歌手であったかとの証明にもなろうかと思います。



この年は、3枚のシングルをリリースしていますが、
「ね~え?」と「夏男」は、このライブ向きとは思えません。
「ね~え?」はボサノバ・ヴァージョンもありますけど、ちょっと無理矢理感がありますし、
アコースティックコーナーなどでも、上手くいかなかった印象があります。
で、カップリング曲の方はどうかと云うと、
デビュー直後の楽曲群と比べると、明らかにクオリティーが下がっているように思います。
となると、消去法で「THE LAST NIGHT」かな、となってしまいます。
ライブでは、どれにしようかな、なんて云ってますけど、これしか無いだろって思いますw


なかなかイイ感じじゃないですか。                                        

CD音源は、ストリングスを全面に押し出したアレンジですけど、
こんな風にシンプルな方が歌詞の内容は伝わるように思います。
最後の台詞は・・・まあ、良いですね。
MCから一気に楽曲への世界観へ持っていくことができるのと同じように、
楽曲からおふざけへの切り替えの早さが松浦亜弥なんだと開き直るしかありません。

20003年にこの曲をリリースしたときのファンの評価は、かなり厳しかったようです。
抜群の歌唱力の持ち主である「あやや」の超本格的バラード、って云う意気込みは分かりますけど、
ストリングスアレンジもあまりに仰々しくって、
感情込めまくって歌っているのも、
歌唱力を披露しているというよりも、ワザとらしさを感じさせてしまったように思います。
結局、CDの売り上げは、同じ年にリリースされた「ね~え!」の半分にまで落ち込んでしまいます。
世間が17歳の「あやや」に求めていたものとのギャップを、改めて考えてしまいました。

とは云っても、「あやや」の人気は、まだ衰えてたわけではありませんから、
CDリリースの時は、歌番組にもたくさん出ていて、YouTubeにも動画がアップされています。
可愛いですし、歌が上手いのも分かりますし、悪いところなんて何も無いんですよね。
でも、CD買うかって云われると、う~んってなります。
その影響からか、アイドル絶頂期の楽曲でありながら、
YouTubeのPVの再生回数をみると、今でも20万回に届いていません。
21曲中「きずな」「青春宣誓」に続いての下から3番目という不人気曲です。
・・・スミマセン。「チョコレート魂」忘れてました。

結局、此手の曲って、アルバム向きなんですよね。
アルバムの中の1曲とか、ライブの中の1曲にあったときに光るんだと思います。
テレビの歌番組に17歳の「あやや」が出てきて、
これだけ歌って引っ込んでしまったらマズいんですよ。

「THE LAST NIGHT」の最大の悲劇は、シングル盤だったことだと思います。
この後、3枚目のオリジナルアルバム「×3」にも収録されますけど、
シングルからの収録でなくって、純粋なアルバム曲だったら、
もっともっとファンからも評価されたように思います。

2018年1月7日日曜日

欅坂46(Cover)RavanAxent~欅坂Love溢れる一人バンド~

子どもの頃、親にせがんでラジカセを買ってもらいました。
音楽が録音できて、何度でも聴けると云うのは、夢のような出来事でした。
英語の勉強に使うとか云って買ってもらいました。
けど、録音するのは、テレビの歌番組とか、レコードばかりでした。
録音端子なんてありませんでしたから、スピーカーに直接マイクを近づけて録音してました。
だから、周りの雑音まで一緒に録音してしまいました。
録音してるから静かにしてって家族に言ったら、一番うるさいのが自分の声でした。
そうやって手に入れた音楽を、テープがすり切れるまで聴いてました。

自分で楽器を使うようになってからは、演奏を録音して遊びました。
でも、僕には、大きな不満がありました。
当たり前のことですけど、ラジカセは多重録音ができませんでした。
一人では、弾き語りしかできませんでした。
バンドは、仲間無しではできませんでした。

あれから45年、今では、録音どころか複数の動画を1つにまとめることもできます。
DTMによって楽器を演奏しなくても音楽を表現できるようになりました。
中学生がバンドを組むとき、最もネックになるのがドラムでしたが、
今では、スマホでもドラム演奏が再現できます。
それどころか、ボーカロイドを使えばコンピューターが歌ってくれます。
歌が下手でも、楽器が演奏できなくも、一人でも、音楽が作れるわけで、
今の若者は本当に幸せだと思います。

動画に「一人バンド」というジャンルがあります。
羨ましいかぎりです。
僕も、あと○十歳若かったら、ハマっていたかもしれません。
「ラファン」さんは、「欅坂46」の楽曲を中心に一人バンド活動を行っています。
YouTubeのチャンネル登録が16,000、総視聴回数が800万回だそうです。
凄いですね。

では早速、貼り付けさせていただきます。
「風に吹かれても」は、スーツを着て歌っているやつでしたね。


此手の動画は、欅オタさんから辛口評価をされるのが普通ですけど、これは驚異的な高評価率です。
カバー作品のデキというのは、オリジナルへの愛が大きく影響します。
髪型からも分かりますが、「ラファン」さんは熱烈な欅坂のファンだとお見受けいたしました。

「二人セゾン」は、僕も好きな曲です。
せっかく可愛い女の子なんですから、スカートを切られた、なんて聴いてて辛くなるのじゃ無くって、
こんなふうな、希望に溢れた明るい曲をたくさん歌って欲しいです。


本家より良いなんてコメントは、「ラファン」さんからすれば本意では無いのかもしれませんが、
このカバーから伝わってくるのは、楽曲のデキの良さです。
彼女たちには彼女たちの良さがあるのだとは思いますが、
欅坂の曲ってこんなに格好良かったんだって、改めて思わせてくれるカバーだと思います。
それにしても、歌が上手いですね。

「不協和音」は紅白で歌ったやつですね。
今年の紅白歌合戦は、AKB48「まゆゆ」さんのラストステージという大切な場だったはずですが、
欅坂46の過呼吸騒動で吹き飛んでしまいました。
過密スケジュールによる体調不良とか、紅白という舞台での過緊張とか、
ただの練習不足とか、センターの子の心が病んでいるとか・・・、いろいろ云われてますけど、
そんなに難しいのなら、できるようになってから、お客さんに披露すれば良いだけのことです。
フィギュアスケートだって、アイスショーで転倒する選手なんていませんよ。


とは云っても、欅坂46の勢いは凄いですね。
グループとしてのキャラを固め過ぎてるように思いますが、
これから、個々のメンバーの個性が、だんだん出てくるんでしょう。
そうすれば、もっともっと、素敵なアイドルグループになると思います。
せっかく、良い楽曲をもらっているんで、パフォーマンスはそこそこにして、
ちゃんと歌ってくれれば嬉しいんですけどね。

2018年1月3日水曜日

欅坂46「不協和音」feat.ONEと2017年レコード大賞と紅白歌合戦と

まずは、これですね。

祝!レコード大賞:乃木坂46「インフルエンサー」


 いやあ、発表の瞬間、ファンでもないのに、ドキドキしてしまいましたw

 長時間番組ですからね。初めの方は、「何とか賞」みたいのが延々と続くんだろうと思って、頃合いを見計らって、チャンネルを合わせたら、新人賞の発表が終わったところでした。
 最優秀新人賞は、ハロプロの「つばきファクトリー」でしたね。ハロプロは、レコード大賞新人賞には、伝統的に強いみたいです。あれっ、番組スポンサーにアップフロントの名前が・・・いえいえ、もちろん、公平・公正に選ばれているんだと思います。
 「就活センセーション」っていう曲を歌っているそうです。楽曲の制作は「中島卓偉」氏、アンジュルムの「大器晩成」も氏の作品のようです。事務所内アルバイトってところでしょうか。
 だけど、日本国民の何%の人たちが、この子たちの名前や歌を知っているのでしょうか。まあ、これから有名になれば良いだけのことですが・・・。

 あと、印象に残ったのは、荻野目洋子さんと登美丘高校のコラボと、延々と続いた「ピンクレディー」復活メドレーでしょうか。

 それから、大晦日の紅白歌合戦ですが、ながら見でしたけど、今年の紅白は、面白かったと思います。特に内村さんの総合司会は良かったですね。ボケもツッコミも自在にこなして、二宮君との息も合っていて、本当に安定したMCだったと思います。?な演出やグダグダ感も無くって、安心して見ていられました。
 ネットの評判もまずまずだったようですけど、視聴率は、昨年を下回る、過去ワースト3とかで、振るわなかったみたいです。まあ、悪いと云っても、誤差程度のことですし、昨年とでは、今年の方が番組としてのデキは良かったと思います。まあ、これで、番組のデキと視聴率は必ずしもリンクしないことが明らかになったわけで、NHKさんには、視聴率より満足度を大切にした番組作りを進めて欲しいです。

 印象に残った出来事は、何と云っても、欅坂46の過呼吸騒動です。このことについては、放送直後から、ネットでも騒ぎになっていました。ファンやアンチなど、様々な立場から書き込みがあるようです。一般視聴者からすれば、愉快なことではありませんよね。娯楽番組ですから。

 で、一番勢いのある「欅坂46」ですから、歌ってみた動画とか、踊ってみた動画とか、一人バンドとか、ボカロカバーとか、YouTubeには、たくさんの2次創作があります。
 今回、貼り付けさせていただくのは、CeVIO(チェビオ)カバーの作品です。CeVIOは、ボーカロイドと全く異なる技術で構築された音声・歌声合成システムで、無調教でも人間にかなり近い歌唱ができるのが特徴とされている、期待の新技術です。


 いかがでしょうか。CeVIOは、アップテンポの曲に向いているとされていますが、発声の歯切れの良さは、素晴らしいですね。「僕は嫌だ」の台詞部分は、随分可愛らしくなっちゃいました。これはこれで、アリかもしれませんけど、平手友梨奈さんの取り憑かれたような凄みには敵わないようですね。

 「欅坂46」が、皆から広く愛されるようなグループに成長することを願うばかりです。

2017年12月29日金曜日

「淋しい熱帯魚」と1989年レコード大賞選考問題

 今年も残すところわずかになりました。今年のレコード大賞は、「乃木坂46」が最有力とのことですが、レコード大賞は楽曲に与えられるものですから、「インフルエンサー」が有力というのが正しい言い方でしたね。で、どんな曲でしたっけ?

 まあ、正直、どうでも良くなってしまいましたね。放送日が12月30日に移ってからは、特にそう思います。僕が子どもの頃は、大みそかの夜のレコード大賞と紅白歌合戦は一大イベントでしたけど、紅白はともかく、レコ大の凋落振りは目に余るものがあります。昨年は、買収疑惑でケチをつけましたけど、今時、そこまでして欲しいものだったのかって知ったことのほうが驚きでした。

 で、レコード大賞の歴史を語る時、外せない出来事の1つが、1989年の「美空ひばり」VS「Wink」だと思います。

 1989年は、紅白歌合戦の放送時間が繰り上がって、レコード大賞と被った最初の年でした。この年の視聴率はイッキに14%に落ち込み、現在まで視聴率は10%台に留まり続けています。多くの評論家さんも、この時をレコード大賞の凋落の始まりとみているようです。

 さて、今でこそ、「川の流れのように」といえば、美空ひばりの代表曲で、レコード大賞を獲るのは当然だったのでは、というイメージがありますが、「川の流れのように」が世間に広まっていったのは、彼女の死後のことで、オリコン順位も35位にすぎません。リアルタイムで、美空ひばりが「川の流れのように」を歌っている姿を見たなんて人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか。美空ひばりといえども、すでに過去の歌手だったわけです。

 1989年のオリコン順位は、次のようになっています。

1位 Diamonds                 (プリンセス・プリンセス)
2位 世界でいちばん熱い夏   (プリンセス・プリンセス)
3位 とんぼ                    (長渕剛)
4位 太陽がいっぱい                (光GENJI)
5位 愛が止まらない                (Wink)
6位 恋一夜                            (工藤静香)
7位 淋しい熱帯魚                   (Wink)
8位 嵐の素顔                         (工藤静香)
9位 黄砂に吹かれて                (工藤静香)
10位 涙をみせないで                (Wink)

 えっ「工藤静香」ってこんなに凄かったんですか!

 「プリ・プリ」も「長渕剛」も「工藤静香」もレコード大賞にはエントリーしてませんから、データ的には、「Wink」と2年連続となる「光GENJI」の一騎打ちだったと云うことになります。この年、Winkは「有線大賞」も獲ってましたから、レコード大賞受賞というのは、極めて順当なことだったわけです。

 ところが、僕も含めて、世間はこの年の6月に亡くなった「美空ひばり」が獲るものと思っていました。偉大な歌手「美空ひばり」を半ば強引にエントリーした以上、獲らないということは考えられませんでした。

 鈴木早智子さんの自伝「負けじ魂」によると、年の暮れのある日、社長室に呼ばれた2人は、美空ひばりに決まっているから、と告げられたとありました。美空ひばりさんが受賞することに異存は無かったけれど、事前に決まっていると知ってショックを受けたそうです。
 事務所の社長さんが、どのくらい確かな情報として知ったのか分かりませんけど、普通、こういうことって、本人たちには言わないでおくものですよね。まあ、そのくらい、社長さんとしても納得がいかなかったということでしょうか。
 獲れないと事前に分かっている以上、授賞式当日は、この後の紅白歌合戦のことで頭がイッパイだったとありました。で、突然の受賞で、何が何だか分からないままに、歌ってエンディングだったそうです。


 僕も、この動画を見たときに、彼女たちが全然泣かないんで不思議だったんですよね。当時、泣かなかったのは、事前に知っていたからだと言われたそうです。まあ、知っていたには違いありませんけど、「獲れないことを知っていた」というのがホントのことみたいです。紅白出場のため、NHKへと向かうタクシーの中で、ようやく感情がこみ上げてきたとありました。

 主催者側の思惑に反して、Winkが受賞した理由については、全国のTBS系列局の票が一斉にWinkに流れたためと云われています。そもそも、受賞しても本人は不在なんていうのは、テレビ的にも無理な話だったわけです。
 ところが、美空ひばりという日本歌謡界の功労者を退けての受賞は、世間の反発を買うことになりました。翌日のスポーツ紙は、こぞって、レコード大賞の選考問題をとりあげ、Winkの受賞を讃えた記事は、ほとんど無かったと云います。

 では、1989年のレコード大賞は、誰が獲るべきだったと云うのでしょうか。この年、大ブレークしたWinkに、かつての「ピンクレディー」を重ね見た芸能関係者も多かったはずです。結局、Winkしか有り得なかったのです。
 間違いは、美空ひばりをノミネートしてしまったことにつきます。このことで、美空ひばりには恥をかかせ、Winkは世間から冷ややかな目で見られ、レコード大賞の権威は完全に失墜してしまったのですから。

 この後の展開を考えると、レコード大賞など獲らなかったほうが良かったのではないかと考えるWinkファンも多いようです。しかし、レコード大賞がWinkに恩恵を与えてくれたのも事実。鈴木早智子さんの自伝によれば、Winkが活動停止になった90年代後半も、地方へ営業に行ってWink時代の曲を歌えば、歩合で100万円近くもらえたそうですし。

 レコード大賞の運営側は、低迷の事態を打開すべく、1990年からは、「演歌・歌謡曲」部門と「ポップス・ロック」部門に分けて表彰をする形に変更しますが、魅力と権威を取り戻すことはできませんでした。さらに、演歌系アイドルユニット「忍者」のエントリーをめぐるトラブルにより、ジャニーズ事務所が賞レースから撤退してしまいます。ジャニーズといえども、必ず獲れるわけではないし、また、獲っても以前ほどのメリットが無くなったから、というのが撤退のホントの理由のようですが、「風が吹けば桶屋が儲かる」的に云えば、「SMAP」や「嵐」がレコード大賞をとっていないのは「Wink」がレコード大賞をとったから、と云えなくもありません。
 
 もはや、その役割を終えたとされる「レコード大賞」。昨年の「星野源」のように、大本命とされながらも辞退してしまうアーティストも後を絶ちません。
 しかし、歌番組で、視聴率15%というのは、何だかんだ云っても大変なことですし、やるんだったら、盛り上がって欲しいというのが、僕の想いであります。

 というわけで、お終いは「インフルエンサー」。


 なるほど、こういう曲でしたかw
  「あにめちゃんねる」さんの調教も、「Karaoke Channel」さんの伴奏も素晴らしい。

 なんだか、明日が楽しみになってきました。久し振りに見てみましょうか。本物はもっと良いんでしょうから。

2017年12月25日月曜日

松浦亜弥 マニアックライブvol.4 2002年編

 2曲目は、2002年の楽曲になります。2002年は、ファーストコンサートライブとか、「桃色片思い」「めっちゃホリデー」のリリースがあったりして、「あやや」が全国的に知れ渡り、国民的アイドルへの道を邁進していた年になります。
 アイドルは、(するなら)デビュー2年目にブレイクするというのが、一般的ですけど、「あやや」も一番輝いていたのが、この2002年だったのではないでしょうか。

 昼の部では「YOKOHAMA SING A SONG」、夜の部では「遠距離の恋愛」を歌っています。昼の部で、ファンに「ハッピーになれる曲と悲しい曲とどっちがいい?」って聞いて、「ハッピー」と答えたところ「YOKOHAMA SING A SONG」を歌いました。夜の部は、質問無しで「遠距離の恋愛」を歌いましたから、昼の部で「悲しい」と言われたら「遠距離の恋愛」にするつもりだったんでしょう。

 この他に可能性があるとすれば、「めっちゃホリ」のカップリングの「つまんないよ」とか、「草原の人」・・・は無いですね。結局、この2曲しか選択の余地は無かったってことでしょうか。ファーストアルバムからもOKとすると、「そう言えば」「私のすごい方法」「S君」「初めて唇を重ねた夜」などが考えられそうです。

「YOKOHAMA SING A SONG」は、「草原の人」のカップリングです。ミュージカル「草原の人」からのリリースで、ミュージカルテイクはYouTubeにも投稿されています。16歳のアイドルには、背伸びしすぎの歌詞ですから、似合っているとは言い難く、まあ、頑張っていると云うことにしておきましょう。この楽曲は、2006 年秋の「進化ノ季節…」ツアーで歌っていて、こちらは雰囲気的にも年齢的にもバッチリのテイクになっています。


 マニアックライブでのテイクは、2006年と違った、抜いた感じが良い具合に「お洒落」に感じさせてくれるように思います。これについては、バックバンドの方々を絶賛すべきでしょう。
 歳を重ねるにつれて味が出てきて、30歳になっても、40歳になっても(その気になれば)お似合いの曲に思います。


 「遠距離の恋愛」は、「桃色片思い」のカップリングですね。幻想的で、幼い恋をテーマにした地味な曲ですけど、ライブやアルバムの中に1曲あると素敵な効果があるように思います。この歌は「想いあふれてツアー」八王子公演のアコースティックコーナーで披露していたようで、音源は「korou」さんのブログで聴くことができます。歌唱的には素晴らしいと思いますが、「本当は好きなのに、引っ越ししてしまうから、ワザと嫌いなふりをする」なんて歌詞は、15歳でなければ似合いませんし、2009年当時のグイグイくるような歌唱法では、尚更に思います。


 ところが、このライブではイイ感じで力が抜けていて、素直に聴くことができます。15歳の時にライブで歌ったという記録がありませんので、CD音源と比べるしかありませんけど、それと比べても、なかなかのベストテイクに思います。
 ところが、最後の最後にふざけています。台詞を言うのが厭なら言わなければいいだけの話ですし、2009年のツアーでは台詞を言ってないように思います。まあ、音源だけを聴いているだけなら、誰が台詞を言おうと違和感はありませんし、ファンクラブイベントですから良いんですけどね。
 で、この時に「菊ちゃん」に話をふってますけど、菊池氏は、明らかに、ムッとしてますよね。絶対、怒っていると思いますw
 YouTubeの再生リストに編集機能があったときは、最後の台詞の部分をカットして載せたりできたんですけど・・・まあ、この歌唱とのギャップが松浦亜弥の魅力と云えばそうなんでしょう。

 2002年の2曲は、アコースティックバンドならではのお洒落な雰囲気と、松浦亜弥さんの歌唱がマッチしていて、リリース当時にも勝るようなテイクになっていると思います。

2017年12月17日日曜日

松浦亜弥 マニアックライブvol.4 2001年編

 「マニアックライブ」は、21歳からの6年間で5回開催されたファンクラブイベントでした。己の才能の上に思いっ切りあぐらをかき、その場の気分で曲を決め、歌詞カードを「ガン見」しながら歌うというカラオケ状態。演奏される楽曲は、90分間でわずか10曲ほど。ノーリハーサルであることを広言する様は、テスト前の女子中学生の「私、ぜ~んぜん勉強してないの」と同レベル。本来ならば、オマケ程度のイベントのはずが、仕事らしい仕事をしなくなった後期においては、まさに一大イベント。
 このライブが、バンマス「菊ちゃん」こと菊池真義氏の包容力によって支えられていたことは、ファンの皆様ならご承知のことと思います。当時のファンブログにも「マニアックライブは、亜弥さんに気持ちよく歌ってもらうためのイベント」という記述がありました。(何だそれw)並の歌手なら、とうに見放されていたであろう状況において、このようなライブが成立していたことは奇跡であり、以上のことは、全て松浦亜弥さんに対する僕の敬意の表れと読み取っていただければ幸いです。

 全5回のライブの中で、vol.1は未だマニアックライブの形式が整う前でしたし、vol.5は、バンド構成や座って歌わない(立たないと歌えない)など、質的に異なる雰囲気がありますから、いわゆる(?)マニアックライブというと、vol.2からvol.4までの3回が対象になると思います。
 で、この3回の中で、どれを一番に評価するかというのは、ファンによって分かれるところと思います。充実した歌唱力のvol.2でしょうか、それとも大人の魅力たっぷりのvol.3でしょうか。
 僕は、どれか1つと云うとvol.4になります。彼女が云うところの「腑抜けな感じ」とアイドル時代の楽曲のセルフカバーがイイ感じにマッチしていて、歌手松浦亜弥の1つの到達点と感じるからです。

 2012年2月5日に赤坂ブリッツにて開催された「マニアックライブvol.4」の様子は、ファンブログのレポート記事で伺い知ることができます。それによるとライブには出演していない「梶やん」も会場に来ていたようですね。
  このライブの特徴は、年数ごとに楽曲を追っていくと云うところにあります。昼と夜とでセットリストを変えていますから、それぞれの年毎に2曲ずつセレクトしていることになります。この若さで人生を振り返るかのような態度はいかがなものかと思いますが、結果的に、アイドル時代の楽曲のセルフカバーを披露してくれたことになったことは嬉しい限りです。

 オープニングは、デビューした2001年の楽曲で、昼の部が「待ち合わせ」、夜の部が「夕暮れ」となっています。そのために作ったかのようなタイトルですね。

 「待ち合わせ」は、デビュー曲「ドッキドキ!LOVEメール」のカップリング曲。ファーストコンサートツアーでは、ブランコに乗って歌っていましたけど、その後のライブでは、歌うことがなくって、2008年のファンクラブイベントで歌ったのが2度目だったようです。2009年「想いあふれて」のリクエストコーナーで歌ってからは、2013年のマニアックライブでも歌うなど、大人になってからはよく歌われるようになりました。ファーストコンサートでのテイクは別格として、その後のテイクの中では、このvol.4が一番のイイ感じに思います。


 夜の部での「夕暮れ」は、セカンドシングル「トロピカール恋してーる」のカップリング曲。2008年のライブでも歌っていますけど、やはりこっちの方が、雰囲気的にもバッチリの歌唱に思います。このテイクを聴いただけでは、14歳のアイドルの持ち歌だったなんて信じてもらえないのではないでしょうか。


 ファーストアルバムのリリースは、2002年1月1日ですから、それらの収録曲を対象外とすると、セレクトされる可能性があったのは、他には「LOVE涙色」と「100回のKiss」の両スローバージョンってところだったと思います。まあ、アイドルソング封印って気分だったでしょうから、「待ち合わせ」と「夕暮れ」以外に選択の余地は無かったと云えますが、にしては、お誂え向きの楽曲に思います。

 「待ち合わせ」も「夕暮れ」もカップリング曲とは云え、14歳のアイドル歌手は、若干背伸び感がありました。だから、リリース当時も、そして、このマニアックライブの時も、楽曲自体は年齢不相応なんだろうけど、その時の解釈に応じて歌い熟していて、僕が想うところの松浦亜弥の魅力っていうのが此処にあるわけです。

2017年12月10日日曜日

インフルエンザへの現実的な備えとは

 インフルエンザへの備えとして、まず考えるのが予防接種です。ところが、今年は、インフルエンザのワクチンが不足しているとのこと。で、原因を検索してみました。すると「卵馴化による抗原変異が起り難いとされて製造が始まっていた株が、増殖効率が悪いということが分かって、改めて別の株で作り直しているため」と出てきました。
 まあ、有精卵だってインフルエンザウイルス株だって生き物ですから、人間の思い通りにはなりません。有精卵はウイルスに増殖して欲しくありませんし、ウイルスだって抗体なんか作って欲しくありませんから、お互い折り合いをつけて共存しようとするわけです。でも、それじゃあワクチンが作れませんから、その年に流行りそうなウイルスで抗原変異を起こさなそうな奴をセレクトして、ワクチン製造をしているそうです。ところが、今年選んだ奴がトンデモ無い怠け者で、通常のウイルスの7割しか増殖しなかったらしく、このままじゃあ、予定通りのワクチンが製造できませんから、別の株を使って作り直しをすることになったみたいです。
 ですから、ワクチンは、不足しているというよりも、やり直した分、製造が遅れていると云った方が正しいのかもしれません。

 さらに、このことがニュースになって流れると、一気に需要が高まって、不足に拍車がかかってしまいました。数量限定と云われると購買意欲が高まるという消費者心理ですね。

 僕も、数年前から世間の流れに乗って、インフルエンザの予防注射をしていますが、いつもやっている病院が、成人の接種お断りになってしまいました。で、近所の医院を検索しましたら、ホームページに「本日ワクチン入荷。在庫あります」って出ているんですよ。それで、のこのこ行きましたら、「本日の分は終了しました」って張り紙が・・・。家に帰って改めてホームページを見ましたら、「次回入荷予定は11日です」って。僕が出かけている間に更新してたみたいです。そのうちに「在庫あと3本」とか表示されるのではないかと、もう完全にAmazonです。

 で、予防接種は、自由診療ですから、価格の設定は医院ごとに違います。僕の近所で調べましたら、完全予約制のところが4,300円。近日入荷で先着順のところが3,300円。当分の間老人優先のところが2,500円となっていました。まるで相談しているかのような、見事な価格設定です。
 
 まあ、2,500円のところで受けようかと思います。ですから、「しばらくはインフルエンザに罹らないように気をつけます」って云いたいところですが、僕は、インフルエンザから逃れる手立てなど無いと考えております。インフルエンザウイルスに対しては、手洗い・うがい・マスクの効果は、無病息災のお守りとほぼ同等です。頼れるのは自己免疫力のみ。
 ですから、インフルエンザに備える第一は、自己免疫力を低下させないように心がけることですが、これまた、具体的な手立てなど、あってないようなものです。

 となると、備えとは、罹らないようにするのでは無くって、罹ったときに困らないように段取りをしておくことになります。地震の備えと同じです。日本に住んでる限り、地震に遭わないように気をつけるなんて無理なこと。予知もほぼ不可能とあれば、備えとは、起きたときに困らないようにすることです。
 「インフルエンザに罹ったので、明日から休みますから、予てからの手筈通りに、あとは宜しく。」というのが、理想的で最も現実的なインフルエンザへの備えと云えます。

 それに、熱が下がってますけど、念のためにあと2日休みます。なんて最高のバカンスじゃないですか。何をして過ごしましょうか。それらも併せて、今のうちから計画を立てておきたいと思います。

 この、いつ休んでも大丈夫という安心感(備えあれば憂い無し)こそ、自己免疫力を低下させない手立てであります。