2015年4月23日木曜日

高田みづえ&松浦亜弥 「ガラスの花」「風信子」

 高田みづえさんと松浦亜弥さん、ともにカバーの評価が高い歌手ですが、そのどちらにも関わっていたアーチストが谷村新司さんです。
 で、今回は、谷村さんが2人に提供した楽曲をそれぞれ聴き比べてみようというわけです。誓って云いますが、みづえさんを出したいがために、松浦さんを引き合いに出したわけではありません。

 まずは、みづえさんの「ガラスの花」です。コーラスで聞こえてくる声は、谷村さんです。


 17歳で演歌系アイドル歌手としてデビューした「高田みづえ」は、デビュー曲「硝子坂」がヒット、紅白にも出場し、順調な歌手人生をスタートさせました。ところが3年後に彼女は紅白を落選してしまいます。20歳になった時、歌手としての新たなスタイルを求めてリリースしたのが「私はピアノ」でした。そして、これが最大のヒット曲になります。
 いいですか「転機を迎えて出した曲が最大のヒット」なんですよ。松浦亜弥ファンの皆さんなら、僕がここで何を訴えたいのか、お察し下さると思います。

 次は、松浦さんの「風信子」です。どのテイクにしようか迷ったんですが、一番落ち着いている感じのこのテイクにしました。コーラスは、もちろん谷村さんですw。



 いかがでしたか、並べて聴くと、ちょっと松浦さんの方が若干クドく聞こえます。こんなことは、今までの他の歌手との比較では、なかったことですから、いかにみづえさんの歌唱が、ストレートなものかが分かります。 
 でも、改めてこんなことをいうのも変なんですけど、松浦亜弥って、やっぱり歌が上手いですよねw。

 関取、松鳳山の結婚披露宴の余興で、替え歌を披露しているみづえさんがYouTubeに、アップされています。おかみさんにとって部屋の力士は、息子以上といいますから、よっぽど嬉しかったんでしょう。この時、52・3歳かと思いますが、部屋の大男たちをズラリと後ろに従えて歌う姿は、正に「粋」という言葉がピッタリでした。
 高田みづえは、25歳で歌をやめ、僕らの前から消えてしまいましたけど、じつは、すごい人生を再スタートさせていたんだなって、今更ながら思いました。

 で、最後にもう1つだけ、貼り付けさせていただきますね「そんなヒロシに騙されて」です。最近、ちょっと60年代サウンドが流行っているようなので、こんなの、今カバーすれば受けるんじゃないかななんて思うんですけど・・・。
 これで一応、みづえさんの記事は、お終いにします。お付き合いありがとうございました。






2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

いつも楽しみに拝見させて頂いていますが、うまくコメントを挟むことが出来ない自分が情けなくて。
大sansanさんの幅広い芸能界の見識に付いて行けません(T_T)

「私はピアノ」が転機を迎えた曲で大ヒットだったんですか。
今動画を見ながら当時を思い返しているところです。
「そんなヒロシに騙されて」とか懐かしすぎて涙が出そう。

当時のサザンの有無を言わさぬ人気が後押しをしたのだと思いますが、サザンの癖のある歌唱とは逆に高田みづえさんのさりげない歌唱が受けたのでしょうかね。
当時桑田圭介が楽曲を提供していなかったとは知らなかったです。
そう言えばそうですね。
研ナオコが「夏をあきらめて」を歌ったのもカバーでしたね。

実はわたしはサザンをあまり聴いていない派です。
はらぼうの「流れる雲を追いかけて」みたいなほのぼのとした曲は好きで聴いていましたが、あとはカラオケで盛り上げるために歌うくらいのもんです。

取り留めのないコメント失礼しました。
次回を楽しみにしてます。

さんのコメント...

 幅広い見識などありませんよ。正直に言ってしまうと、自分のあやふやな記憶をもとに、ネットで確認しながら、さもずっと前から分かっていたかのように書いているだけですww。
 思い違いもありますし、新しい発見もあったりして、発掘をしたり、過去の文献を調べたりしている、考古学者や歴史学者になったような気分です。
 みづえさんの「私はピアノ」が転機を迎えたときのヒット曲であったことは、以前から知っていましたが、前年に紅白を落選していたことは、今回調べて知りました。・・・そんな具合です。
 松浦さんだって20歳の頃は、転機を迎えていましたから、ここで1発出せなかったことは、本当に悔やみきれませんね。(ご本人が一番でしょうけど)

 コメントを挟みづらいのは、承知しておりますwww。僕は、自分で振っておいて、自分でオチを付けてしまうような文章しか書くことが出来ません。だから、どうしても自己中心的というか、自己完結というか、そんなふうになっちゃうんです。
 自分もブログを始めてみて、ふくちゃんさんのブログのように多くの方たちがコメントを寄せてくることが、いかに凄いことなのか改めて分かりました。
 ですからこれからも、ファンが集う場所としてブログを残していただきたいと思いますし、場合によっては、全てのコメント1つ1つにレスを付けなくてもいいかと思います。