2015年6月7日日曜日

松浦亜弥 「dearest.」

  先日、逆カバー集を投稿させていただきましたが、肝心な松浦亜弥さんの「dearest.」の記事が未投稿だったことに気づきました。というわけで、早速始めさせていただきます。

 「dearest.」は、2006年11月29日 にリリースされた「Naked Songs」に収録されたのが最初でしょうか。ファンなら誰でも知っていて、皆が好きな曲にもかかわらず、世間的には、全く認知されていません。こんな楽曲も珍しいのではないでしょうか。

 で、御本家、松浦亜弥「dearest.」のテイクから、いろいろと貼り付けていこうと思ったんでですけど、この歌って、結果的に、歌っている期間がスゴく長くなっているので、たくさんのテイクがあるんですよね。で、今回も完全に独断で3テイク選ばせていただきました。

 まずは、2009年「想いあふれて」リクエストコーナーからのテイクです。
 菊池真義氏のギターで始まるこのテイクは、心を打つものがあります。っていうか、こんな陳腐な表現しかできない自分が情けないですw

  見所は、片膝をついて、菊ちゃんの楽譜をのぞき込みながらベースを弾く梶やん。かな。


 このライブでは、「dearest.」は、セットリストに入れてませんので、リクエストがかかることは、大いに予想できる、というか、確信犯的な匂いもしてきます。しかし、もしリクエストがなければ、せっかくライブに行っても、こんな素晴らしい演奏が聴けないわけで、実際DVD収録日も、昼公演では歌いましたが、夜公演では歌っていないようです。でも、この時期のファンの方々なら、「DO YOU LOVE ME」なんかよりも、絶対「ダブルレインボウ」や「dearest.」を聴きたかったと思うんですけどね。

 次は、「マニアックライブ2008」からのテイクです。このライブ、他のマニアックライブと比べても、エコーぎんぎんで、頭に響くし、あまり評価してなかったんです。
 ところが、今回改めて聴いてみて、おやって思いました。直前のMCで、この曲は、「誰か一人に向けて(誰かはわかりきってますけどw)歌ってる」って言ってますよね。で、そういう、いわば自己暗示にかけてから歌っているせいか、他のテイクより情感が、それも好きな男の前で可愛く振る舞っているかのような雰囲気がでているように思えたんです。


 ・・・考えすぎですかね。暗示にかかっているは、僕の方だったりしてw

 この他にも、最も有名な「マニアックライブⅡ」やアコースティック伴奏の「コラボ&ラボ」のテイクなどあって、いろいろ悩みましたけど、最後は、題名のない音楽会のオーケストラバージョンで賑やかに終わりたいと思います。羽田健太郎氏のユルイ感じの演奏も素晴らしい。

 この時は、「LOVE涙色」「砂を噛むように... NAMIDA」も演奏していますが、2007年4月OAということは、羽田氏が肝細胞癌で亡くなったのは、この僅か一月半後。ハネケンさんの演奏としては、最後に近いものになると思います。


0 件のコメント: