2015年11月15日日曜日

「中央改札」 松浦亜弥

 地下鉄のエスカレーターを上がったところの中央改札って聞いたとき、僕は、大手町駅から地下道を抜けて、エスカレーターを上がったところにある、東京駅の中央口を思い浮かべました。でも、よくよく考えたら有り得ないですよね。だって、あんな人だらけのところで、待ち合わせなんてできるわけがないし、2番で歌っているような、坂道があって海が見えるわけもないですから。
 普通、地下鉄の改札口って、エスカレーター下ったところにあると思うんですけど、中央改札って云うくらいですから、きっと何路線も乗り入れている大きな駅なんでしょうね。海が見える場所で、地下鉄が乗り入れてるところだそうです。どこがモデルなんでしょうか。

 では、たまにはCD音源からいきましょうか。


 静止画は地下鉄構内の写真ですが、わざわざこのために撮ってきたんですよね。頭が下がります。「ひよし」って駅名が出てましたから、横浜市営地下鉄でしょうか。なるほど、横浜なら海が見えそうです。

 この歌って、1度別れた二人が、焼け木杭に火が付いたっていうシチュエーションでいいんですよね。それとも離れてはいたけど、別れたわけではなかったのでしょうか。
 いずれにしても、珍しい設定だと思います。作詞を担当している「久保田洋司」氏は、松浦亜弥さんに何曲か提供しています。「ダブルレインボウ」とか「真珠」とか、名曲揃いですけど、どれも普通のラブソングでなくって、ひねりを効かせた独特の雰囲気がありますね。
 
 ライブテイクだとマニアックライブのⅡとⅤ、それから、コンサートツアー「想いあふれて」からのテイクがYouTube上にアップされていますが、どれか1つとなるとやっぱりこれでしょうね。


 いかにも、アルバムの中の一曲っていう感じで、名曲だとか、代表曲といえるものではありませんが、こんな地味めな楽曲を、気になる存在の1曲にしたのも、松浦亜弥さんの情感込めた歌唱あってのことなんでしょう。

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