2015年11月9日月曜日

今井美樹「彼女とTIP ON DUO」feat.巡音ルカ ~2つの素敵なカバーテイク~

 いきなりですが、まずは、1988年秋の資生堂のCMです。
 「やっぱりアイシャドーだったんだー」ってやつですw


 キャッチコピーが印象的でしたよね。今井美樹さんがブレイクするきっかけになったCMです。それまでも女優・歌手として、そこそこ活動していた今井美樹さんですが、このCMで完全に全国区になりました。

 この後は、楽曲にも恵まれて、女優よりも、歌手として活躍される場が増えていったように思います。僕もちゃんとCDを持っていて、ポスト飯島真理って感じで良く聴いていました。
 で、CDを捜してみたんですけど見当たらなくって・・・、もしかしたらレンタルしたやつをカセットテープにダビングして聴いていたのかもしれませんw。

 で、また、いきなりなんですが、「彼女とTIP ON DUO」のボーカロイドカバーです。歌っているのは、「巡音ルカ」になります。


 今井美樹さんといえば最大ヒット曲は、「PRIDE」なんですが、今回、敢えて「彼女とTIP ON DUO」を取り上げさせていただいたのは、このMMD-PVを見つけたからなんです。ルカのCGがちょっと可愛すぎる感がありますがw、今井美樹さんのオリジナルとは異なる魅力に溢れたカバー作品だと思います。
 制作者は、「The LSC Band」さんで、先日「Close To You」の記事で紹介させていただいたMMD動画の製作者さんです。主に「猫村いろは」や「巡音ルカ」を使用したカバー作品を中心に投稿されている方のようです。
 僕は、巡音ルカは声質や滑舌の点から、今まであまり好きではなかったのですが、彼の作品からルカの魅力を教えていただきました。
 あと、The LSC Bandさんの凄いところはオケ作りにあります。説明によると、MIDIの打ち込みができないので全て自力で演奏している、とのことですが、普通は、演奏できないから打ち込みをするわけでして、羨ましい限りです。
 でも、このオケを自作するというのが、ボーカロイドカバーでは、重要なことだと思います。人間用の伴奏を流用するのも悪くはありませんが、ボーカロイドは、楽器の特性も併せ持っていますので、人間用の伴奏だと、音数が多すぎて、歌声が埋没してしまいます。やっぱり、ボーカロイドには、このようなシンプルでメリハリのある伴奏をつけてあげるのがベストなんだと思いました。

 では、御本家に登場していただきましょう。今井美樹さんのライブテイクになります。このテイク、わりと最近のライブのようですが、ピアノ伴奏で、ちょっとジャズっぽく歌っているんですけど、ものすごーーーく、オシャレで良い感じなんですよ。


 ね、素敵なライブテイクでしょ。大人の魅力も、可愛さも、格好良さもあって、本当に歌うことが楽しそうだし、こんなライブに出会えたら、きっと一生の思い出になると思います。

 で、やっぱり松浦亜弥さんのことを思い浮かべたんですよ。松浦さんもこんな大人の女性になって帰ってきて欲しいなって。こんなライブを開いて欲しいなって。
 もちろん、マニアックライブとか、コットンクラブとか、松浦さんは、既にこれに近いライブを開いていますけど、ちょっと背伸びしてる感が伝わってくるんですよね。歌っているときは良いんですけど、合間のMCなんか、ああやっぱり二十代の女の子なんだなって、・・・別に悪く云ってるんじゃないんですよ。本当に二十代の女の子なんですからww

 今回は、「彼女とTIP ON DUO」について、ボーカロイドカバーとセルフカバーの2つのテイクを紹介させていただきましたけど、全く正反対のアプローチながら、共に楽曲の魅力を伝えていたと思います。特にセルフカバーって、意外と難しくって、なかなか良いテイクにお目にかかれることって無いんですけど、さすが今井美樹さんですね。
 
 でも、何で今井美樹さんの旦那さんが布袋寅泰氏なんですかね。いくら才能に惚れたっていっても・・・。まあ、夫婦ほど不思議なものはありませんね。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

今井美樹さんのライブは良い感じですよね。一度は行ってみたいと思っているのです。
私は高校生の頃にこの曲を耳にしています。綺麗な声で力強さ、そして独特の伸びがあり、とても聴き心地よくて、初めて自分で買ったのが「Bewith」でしたね。
今井美樹さんがデビューしたのは既に20代半ばに差し掛かるころだったはずなので、当初から大人の歌手というイメージでしたね。私よりも10歳近く年長のお姉さんですので、10代の私は結構背伸びして聴いているという感触でした。
この頃には、昭和のアイドル最後の世代となった同年代の人の曲を聞くことは、ほぼなくなりました。
どちらかというと物静かで心に染み入る楽曲を好むようになったのは、今思うと今井さんの影響が大きかったようです。
ただ、布袋さんが携わるようになって、離れてしまいましたが。
いわれるように、私も今井美樹さんの姿に松浦亜弥さんを重ねて見る事があります。
でも、ふと思うと松浦亜弥さんはまだ今井さんのキャリアからすると、まだ布袋さんに出会うか出会わないかの若い頃ですよね。
私も実際、残念ながら?松浦亜弥さんよりも今井美樹さんの方に年齢が近いですし。
いわれるように、歌はその片鱗を見せてはいますが、まだMCなどでは、お茶目な女の子というイメージですね。
でも再活動が叶うならば、今度は、大人のライブを見せてほしいものです。

さんのコメント...

松浦亜弥ファンの方々は、音楽の嗜好について、共通した前歴があるようですね。
集まるべくして集まってきたと云うような気がします。

今井美樹さんは、高校を卒業して上京、スカウトされてデビューだそうです。
1963年生まれで、このCMが1988年ですから、
ブレイクした時には、既に25才だったと云うことになります。

ハロプロの女の子たちが中学生、
或いは小学生でオーディションを受けてデビューするとのは、大違いですね。
ハロプロのタレントなら休業する年齢ですww

そして、このテイクは、2007年にブルーノート東京で行われたライブのようです。
女性に年齢の話ばかりで申し訳ありませんが、今井美樹さん44才でしょうか。

それから比べれば、僕らも松浦亜弥さんについて、まだまだ期待して良いと
・・・・思います・・・よね・・・