2016年2月16日火曜日

「ハロ☆プロ パーティ~! 2005」 ~松浦亜弥キャプテン公演~

「ハロ☆プロ パーティ~! 2005」は、2005年の5月21日から6月26日まで、松浦亜弥キャプテン公演として開催されたコンサートツアーです。出演者は、松浦亜弥、W(元モーニング娘の加護・辻)、メロン記念日。DVDになっているのは、6月25日に神戸ポートピアホールで行われた、松浦亜弥お誕生日公演です。
 このツアーは、その後、「キャプテン公演NEO」として、9月3日から全国の19会場で36公演行われたようです。ファイナルは、12月4日のパシフィコ横浜国立大ホールとありました。

 ただ、申し訳ありませんが、僕は、このDVDを持っていませんので、ネットからの情報が全てになります。

 で、春と秋の公演の違いなんですが、個人の持ち歌が差し替わっているみたいです。松浦亜弥さんで云えば、春が「ずっと好きでいいですか」「Love涙色」なのに対して、秋が「気がつけばあなた」「草原の人」となっていました。ただ、リハーサルに手間がかかる、全員で歌う曲や、ユニットで歌う曲は、春も秋も全く同じみたいでした。

 ライブレポートによると、いわゆるハロプロファンが多く集まっていたようで、彼らの評判は良かったみたいです。翌年には、同様の企画で、後藤真希キャプテン公演なども開催されています。

 ただ、松浦亜弥ファンの立場から考えますと、モーニング娘の「LOVEマシーン」などを松浦亜弥さんを含めた全員が歌ったり、松浦亜弥さんの持ち歌である「ね~え?」を、本人を差し置いて、辻ちゃんが歌ったりすることの意味を理解するのは難しいことです。デビュー間もない頃ならともかく、もう19才の時ですからね。やはり、松浦亜弥さんのファンと云うよりは、ハロプロ大好きなファンのためのライブだったといえると思います。

 ご本人は、どういったテンションで、ツアーをしていたのでしょうか。皆と一緒にやれて楽しかったのか、仕事だと思って割り切っていたのか・・・。
 まあ、こんなテイクを見ていると、楽しいそうって云えば、楽しそうなんですけどね。


 やっぱり、「あやや」は、何を歌わせても、安定感がありますよね。あと、辻ちゃんは、芸達者ですし。加護ちゃんは・・・、まあ、こんなもんでしょうw

 辻ちゃんが芸達者っていうことで、やっぱりこれも貼り付けちゃいましょうか。辻ちゃんによる「ねーえ?」です。っていうか。何でこんなのが、視聴回数が100万回越えてるんでしょうか。


 高評価1033個に対して低評価355個って、記録的な低評価率なんですけど、まあ、もともと半分ふざけたような歌ですから、これはこれでアリということにしましょうか。
           
 では、いよいよ松浦亜弥さんのソロコーナーのテイクです。


 いやあ、この「Love涙色」なんですが、歌唱そのものは、かなり雑に聞こえるものの、3本の指に入る好テイクだと思います。この前後のツアーの衣装や化粧がガッカリなものでしたからね。いかにも19才のアイドルらしい、好感のもてるお姿です。やればできるじゃないですか。

 どこが、違うんでしょうかね。髪の毛が長いのは、ヘアーエクステンションって云いましたっけ、そのようなものを付けているんでしょうか。衣装も手足が長く見えますし、このイメージで活動を続けて欲しかったです。

 もう1曲、「ずっと好きでいいですか」貼り付けさせていただきます。


 僕は、この曲に関しては、このライブがベストテイクではないかと思っています。もともと「ハロ☆プロ パーティー」は、取り上げないつもりだったんですけど、この動画があったから記事を書こうって思ったんですよ。

 切ない歌なんですけど、ド演歌みたいに歌に完全に入り込んでしまうわけで無く、あくまでもアイドルらしさを残していると思います。それが、ワンフレーズごとに、交互に表れるんですよね。本人がどれだけ意識しているのか分かりませんけど、歌を聴かせるだけじゃ無くって、「切なく歌う姿をファンにお見せする」って感じなんですよね。だからアイドル歌手ってCDじゃダメなんですよ。
 
 では、「ドッキドキLoveメール」のアカペラバージョンで、お終いにしましょう。


 2005年は、「あやや」がハロプロのタレントであることが強く印象づけられた年でした。ただ、この時期のハロプロタレントとしての活動は、育ててくれたことに対する恩返し的な意味はあったかと思いますが、彼女の歌手活動にとって有意義なことであったとは考えられません。
 この2005年から、ダブルレインボウがリリースされるまでの二年間は、松浦亜弥さんにとって迷走の期間だったと云われていますが、ベストアルバムのリリースといい、春のコンサートツアーといい、彼女の活動は、完全に過去に退行しているかのような印象を受けます。2005年は、未だ迷走すらしていなかった時期と云えるのでは、ないでしょうか。
 まあ、そんな印象を持ってしまうのは、2010年頃の、シンガーとしての松浦亜弥さんを完成形とする、新規のファンから見た場合のことで、リアルタイムで彼女のファンだった方たちからすれば、極々自然の成り行きだったのかもしれません。

 過去への退行も、急坂を登るためのスイッチバックって捉えることもできますからね。

6 件のコメント:

Dragon さんのコメント...

マニアックアライブでハートをつかまれ、2007~2009のライブステージに度肝を抜かれたというか骨抜きにされたあと、松クリスタルにとどめを刺された最後発ファンの体験としては、確かにこの時期が抜けてますね。
しかしここでの経験というかフラストレーションみたいなものが一気に爆発したのが進化の季節だったんでしょうかね。あれだけ前後と繋がってないような気がします。というか、その後のダブルレインボウなど素晴らしいので文句のつけようもないんですが、進化の季節でチャレンジした方向に枝振りが伸びていれば、また別の松浦亜弥があったんだろうなと妄想してます。

さんのコメント...

2005年については、ライブもハロプロ関連のものばかりで、
この他にも、「後浦なつみ」のコンサートツアーが5月に行われています。
だから、空白期間というのは、失礼な言い方で、
結構、仕事はしているんですよねw
でも、ファンにとっては、フラストレーションが溜まっていたと思いますし、
その分、2006年に再開されたソロライブへの期待は大きかったようです。

アヤまる(旧Dragon) さんのコメント...

ニックネームを変えました。これまでDragonでコメントを投稿してまいりましたが、アメブロ「橘亜弥の妄想新聞」をはじめてからアメブロの方にはそちらのIDが記載されるようになり2つになってしまいました。また、アメブロの方もニックネームがIDそのままでは長くて覚えにくいので本日より「アヤまる」と改名いたしました。
名前の由来は「アヤ」はもちろん亜弥さんのアヤです。また亜弥さんファンの大先輩である「あやモト」さんの名前がとても憶えやすくていいなと思ったのでカタカナ交じり4文字としました。
また「あやまる」は「誤る」と「謝る」の意味もあります。14年間も、あんなにがんばって輝いていたのに、はるな愛みたいなものと誤解(誤る)していて、ごめんね(謝る)亜弥ちゃん。そんな気持ちもあって「アヤまる」としました。引き続きお付き合いのほどよろしくお願いします。

さんのコメント...

覚えやすくって良いですね。
僕の名前も、YouTubeで登録するときに、
本当に適当に打ち込んじゃったんですよ。
まさか、コメント欄にそのまま使われるなんて。。。。
で、変えたい変えたいって思いながら、そのまま来てしまいましたww
僕も、思い切って変えようかな。

momo さんのコメント...

こんばんわ。初めまして。『ハロ☆プロパーティー!2005 〜松浦亜弥キャプテン公演NEO〜』について調べていたら、こちらにたどり着きました。
NEOのセトリが意外と好きで…とゆーか、見に行ったんです。
春公演よりも公演数多かったのに、こちら映像化してないですよね?
春公演の方はDVD持っていますが、衣装もセトリも違うので映像化してほしいのですが、映像自体、もう残ってはいないのでしょうかね・・・

さんのコメント...

コメントありがとうございます。
キャプテン公演に参戦されたとのこと、
僕は、DVDやYouTube動画でしか、うかがい知ることができないので、
うやましい限りです。
先輩ファンのコメントは、新規のファンにとって大変貴重ですので、
いろいろと教えていただきたいです。